詳細：キング・クリムゾンのR&Dフラクタル・ユニット＆スティック・メンの元から、タッチ・ギタリストのマルクス・ロイターをフィーチャーしたTu-Nerが誕生。ドラムのパット・マステロットとギターのトレイ・ガンによるパワフルなリズム・セクションが加わる。4日間という限られた日程をこなすという難航を経たこのセッションでは、レパートリー・リハーサルに加え、準備段階から演奏していた楽曲や、複数の即興演奏を収録。バンドのケミストリーは深く根付いており、メンバー間の繋がりも非常に強いため、膨大な量の楽曲が編集されていないかのような仕上がりとなっている。この2時間にも及ぶレコーディングは、9曲の新たな実験的プログレッシブ・ロック・インストゥルメンタル曲を収録したデビュー・アルバム「T-1 Contact Information」の成果と言えるだろう。