詳細： Uusi Aikaはフィンランド出身の新鋭アンサンブルです。彼らのセルフタイトルのデビューアルバムはWe Jazz Recordsからリリースされます。バンドの音楽は内省的で瞑想的と言えるかもしれませんが、それはほんの一部に過ぎません。アコースティックな楽器編成と骨の髄までオーガニックなサウンドでありながら、ゆっくりと展開していく音楽性は、時に深く抽象的なエレクトロニックミュージックや実験的なダブの探求を想起させます。つまり、表面のすぐ下に力強さがあり、美しくぼやけているのです。 オットー・エスケリネンはこう語る。「最近は主に民族音楽や、古笛などの伝統楽器を使って演奏しています。今、サックスを再び演奏したいと思い、少人数のグループで演奏しながら、新しい作曲アプローチや、他のアーティストとの共演方法を模索しています。フリージャズに通じるものを演奏しつつも、明確にメロディアスなアプローチで演奏するバンドを作りたかったのです。バンドのサウンドは優しく穏やかで、オールアコースティックなものにしたいと考えていました。主なインスピレーションは、日本の音の美学、ニューエイジ、20世紀初頭の芸術音楽、そしてレスター・ヤングやヤン・ガルバレクといったジャズの巨匠たちの歴史に由来しています。」 Uusi Aikaはすでにヘルシンキでライブデビューを果たしており、今夏のオデュッセウス・フェスティバルでのパフォーマンスは大きな熱狂をもって迎えられた。