詳細： 2024年再発、限定450部、425gsm厚紙製カバー、インサート2枚、ポスター、A5フォトカード、2024年5月にTEMPLE OF DISHARMONYにてPatrick W. Engelによるトランスファー、オーディオ修復、マスタリング。南米エクストリームメタルシーンの創始者の一人として称賛されるVulcanoは、1981年にブラジルのサンパウロで結成されました。この種の音楽のインフラが未整備だった時代に苦戦しながらも、バンドは1983年にポルトガル語で歌われたデビューEP「Om Pushne Namah」をリリースし、1985年にはブラジル初のメタルライブアルバム「Live!」をリリースしました。「当初、ここブラジルではすべてが非常に異なっていて不安定でした」と、バンドのリーダーであるZhemaは回想します。 「ヨーロッパのメタルバンドみたいにメタルの曲の書き方を誰も知らなかったから、俺たちは自分たちのやり方でやってたんだ。いい楽器も、いいアンプも、レコーディングスタジオも、オーディオエンジニアも使わずにね」。1986年、5人組は初のフルアルバム『Bloody Vengeance』をリリース。なんと、このアルバムはVulcano自身によって24時間以内にレコーディングとミックスが行われた。スレイヤーやクリーターといった当時のリーダーたちにも匹敵するほどの激しさで、このアルバムは瞬く間にアンダーグラウンドの名盤となり、以来その地位を維持している。2012年に既に2004年のLP『Tales from the Black Book』をアナログレコードでリリースしているHigh Roller Recordsが、『Bloody Vengeance』の究極のリイシューを準備したのは当然のことだ。パトリック・W・エンゲルによる忠実なレストアとリマスターが施され、ゼマ曰く「1986年当時に備わっていたはずの、あらゆる聴感上のクオリティを再現してくれた」という。 「Bloody Vengeance」は長年にわたり何度も再発されましたが、どれもサウンド面をはじめ、あらゆる面で期待外れでした。ついに、本来の姿で体験できるはずです！