詳細：最近、ある会話の中で、私たちがバンドを結成してもうすぐ10年になることに気づきました。Wild Riversを結成した頃は、本格的なコンサートをやったことがありませんでした。最初のレコードを作った時、初めてちゃんとしたスタジオに入ったんです。バンドを始めた頃は、お互いほとんど知り合いでもなかったんです。それから1000回以上のライブをこなし、30曲以上をレコーディングして、すっかり家族みたいな感じになりました。 『Never Better』のレコーディングに着手した時、バンドは新たなステージに足を踏み入れたと感じていました。その頃には、何時間もかけてレコーディングに取り組み、これからやろうとしていることに皆が自信を深め始めていました。長年かけて学んだこと、そしてグループとして経験してきたことすべてを、このプロジェクトに注ぎ込みたいと考えていました。自分の直感を信じ、あらゆる決断において迅速かつ自信を持って行動し、疑念を抱くことは最小限に抑えることにしました。この考え方のおかげで、私たちは完全に心を解き放ち、制作プロセスに深く入り込むことができました。ライブレコーディングの新しい方法を見つけたり、楽器を交換したり、楽曲を全く新しい形にしたりと、様々な工夫を凝らしました。数年前には、このアルバムは作れなかったでしょう。 このアルバムには、「これが私たちだ」という意識で臨みました。私たちは、本来の自分ではない何かを装ったり、誰かの真似をしようとしたりはしません。気楽に感じてもらいたかった。物語はリアルなものにしたかった。できる限り本当の自分を見せたかった。個人としてもチームとしても、今の自分たちを誇りに思います。これまでで一番音楽を楽しめていると心から感じています。そして、人生で最もエキサイティングな時期を迎えています。これ以上ないほど最高の状態です。