詳細： 1979年にスコットランドで結成されたAPBは、エッジの効いたギターサウンドとファンク、ニューウェーブサウンドを融合させたポストパンク・トリオです。バンドは80年代初頭、オルタナティブ・ラジオやロック・ダンス・クラブで「Shoot You Down」、「Rainy Day」、「Palace Filled with Love」など、数々のヒット曲を生み出しました。「Something to Believe In」は、ニューヨークを拠点とするLink Recordsから1985年に発売されました。10曲収録のこのタイトルは、当時APBのデビューアルバムと思われていましたが、実際にはバンドがこれまでにリリースした8枚のシングル曲を収録したコンピレーションでした。1981年のデビューシングル「Chain Reaction」は、アナログ盤にボーナストラックとして追加収録され、CD版には同曲と5曲が収録されます。「Danceability」は、アナログ盤にはオリジナルミックスで収録され、CD版には「Danceability Parts 1 & 2」として拡張されたバージョンが収録されます。 「APBの2枚目のシングル『Shoot You Down』を買った時、レコードを突き動かす純粋なエネルギーと、まばらなファンクグルーヴに圧倒されました」と、MTVの「120 Minutes」の元司会者マット・ピンフィールドは語る。「その後数年間で、バンドのライブを15回ほど観ました。ニューヨーク、ニュージャージー、ロングアイランドなど、ラジオで放送されるクラブはどこも満員でした」。2018年に出版された『Beastie Boy Book』の中で、バンドメンバーのアダム・“アドロック”・ホロウィッツは「Shoot You Down」を「パンク・ダンスフロアのクラシック」と評している。2022年現在、APBはオリジナルメンバーのスレイター、ロバーツ、チェインが参加するツアーバンドとして精力的に活動している。数十年にわたり、APBのまばらでリズミカルなサウンドは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズからフランツ・フェルディナンドまで、あらゆるアーティストに影響を与えてきた。新しい世代が彼らと出会う時が来ている。