詳細:ゲートフォールド・ジャケット入りの限定180gビニールLPプレス。『鬱』は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの13枚目のスタジオ・アルバムで、1987年9月にイギリスとアメリカで発売された。これは、ギタリストのデヴィッド・ギルモアが、ドラマーのニック・メイソン、キーボード奏者のリチャード・ライトと新しいピンク・フロイドのアルバムに、彼の3枚目のソロ・アルバムのために録音した素材を含めることを決めたことを受けたものだった。法的な理由によりライトはバンドに復帰できなかったが、ライトとメイソンは、ベース、シンガー、そして主要なソングライターであるロジャー・ウォーターズが1985年12月に脱退して以来初のピンク・フロイドのアルバムとなるアルバムをギルモアが作るのを手伝った。『鬱』は主にギルモアの改造されたハウスボート、アストリアで録音された。その制作中は、ピンク・フロイドの名前の権利を誰が所有するかでウォーターズと継続中の法廷闘争が目立ったが、アルバム発売の数ヵ月後に解決した。ピンク・フロイドの多くのスタジオアルバムとは異なり、『鬱』には中心となるテーマはなく、ギルモアが書いた曲や、時には外部のソングライターが書いた曲を集めたものである。