詳細：ブルーグラスの殿堂入りを果たしたラリー・スパークスは、長年所属するレーベルRebel Recordsからの18枚目のリリースとなる『It's Just Me』で、フルバンドサウンドから離れ、ギターと歌声だけ（あるいは「魂」）に焦点を絞るという大胆な決断を下しました。大切な愛する人、拒絶された愛、信仰の力、そしてよりシンプルで束縛のない生き方をテーマにした、親密で思慮深い楽曲集を作り上げました。このアルバムには、カントリーの名曲と現代のブルーグラスソングがバランスよくミックスされています。スパークスは、レフティ・フリッゼル、ジョージ・ジョーンズ、ハンク・ウィリアムズのレパートリーから名曲を蘇らせ、ワイアット・マッカビンやダニエル・クラブツリーといった現代の作家たちの作品も加えています。ブルーグラス界の象徴であるスパークスのファンは、長年にわたり、このようなプロジェクトを彼に求めてきました。そしてついに、その待ち望まれたものが叶いました。リスナーは、純粋なラリー・スパークスを堪能できるでしょう。彼が新たに建てた自宅スタジオで録音されたこのアルバムには、彼と彼のシグネチャーである1954年製D-28、そして息子のラリー・“D”・スパークスが繊細なバックリズムでベースを奏でる姿だけが収録されています。温かく親密な雰囲気が漂うこのアルバムは、彼のファンに椅子を引いてリラックスし、真のブルーグラスの巨匠が得意とする演奏と歌声を聴く機会を与えてくれます。心からの演奏と歌声は、まさに彼の真髄と言えるでしょう。