詳細：オリバー・ウッドは、現代アメリカン・ルーツ・ミュージックの重鎮です。2004年からウッド・ブラザーズのフロントマンを務める彼は、21世紀を通してフォーク、ゴスペル、カントリー・ソウル、そしてアメリカーナの境界を曖昧にしながら、国際的な支持を獲得し、グラミー賞にもノミネートされました。ソロ・デビュー作『Always Smilin'』は、その伝統を受け継ぎながら、オリバーの鋭いソングライティング、洗練されたギター・テクニック、そして土曜の夜のピッキング・パーティーの華やかさから日曜の朝のゴスペル・サービスの荘厳さまでをも想起させる歌声に新たな光を当てています。『Always Smilin'』は、幅広いコラボレーションを独自の個性で融合させた、橋渡しとなるアルバムです。ゲストには、オリバーの音楽界の過去と現在を共に歩むバンド仲間たちが登場。メンターであり共作者でもあるクリス・ロング（2000年代初頭にアトランタの音楽シーンを席巻したルーツ・ロックバンド、キング・ジョンソンでオリバーと共演した人物）から、パーカッショニストのジャノ・リックス（ウッド・ブラザーズでのオリバーのパートナー）まで、錚々たる面々が参加。ブルースのヒロイン、スーザン・テデスキ、ヒス・ゴールデン・メッセンジャーのフィル・クック、メデスキ・マーティン＆ウッドのジョン・メデスキ、テデスキ・トラックス・バンドのタイラー・グリーンウェル、ナッシュビルの名物アーティスト、フィル・マデイラ、そしてシンガーソングライターのカーシー・ブラントンも登場。アルバムの手作りリノカット・カバーアートは、オリバーの妻レベッカ・ウッドが手掛けている。