詳細:リックがSparrow Recordsからリリースする初のアルバム。磨き抜かれた澄み切ったサウンドが特徴。プロデューサーには、ジューダス・プリースト、キッス、ヘリックス、アイコン、キックスといったレジェンドたちに楽曲を提供してきたボブ・ハリガン・ジュニアを迎えている。プロダクションは最高レベルで、おそらく完璧と言ってもいいだろう。バックコーラスは、主張しすぎることなく表現力豊か。ギターはキーボードとバランス良く配置され、全体的に力強く、インスピレーションに溢れた楽曲となっている。主要プレイヤーには、ドラマーのマイク・ミード、ギタリストのピーター・ヨークがいる。彼らはセカンド・チャプター・オブ・アクト、後にフィル・キーギーと活動した。さらに、1年前にデビューアルバムをリリースしたロブ・フレイジャーがバックコーラスで参加している。オープニングは、リック・クアの妻と共作したサザンロックの「Don't Say Suicide」。当時、二人のティーンエイジャーの娘の親だったリックは、この問題に取り組まなければならないと感じていた。この曲は、長年にわたり好評を博している。その他の傑出したトラックとしては、テンポの速い「You've Only Got One Life」、素晴らしいエレクトロニックドラムの音色が特徴的な「House Calls」、そしてヨットロック風の「Runaway」があり、こちらは素晴らしいサックスソロが聴こえてきます。「The Old Man」では、キャッチーで巧妙なフレーズでテンポを少し上げます。「お前たちはあの老人に会うことはないだろう。はっきりさせておきたい。俺はあの老人にはならない。奴をここから追い出したんだ。」これは、かつての自分とは違うという真実を、実に巧みに表現した曲です。ジョン・エレファンテ、ブライアン・ダンカン、フィル・キーギーのファンなら、きっとこのアルバムを気に入るでしょう。