詳細:ピアニストのピエール=ローラン・エマールがサンフランシスコ交響楽団および音楽監督エサ=ペッカ・サロネンとタッグを組み、バルトークのピアノ協奏曲全曲を録音。ピアニストでもあったバルトークは、3つの協奏曲に複雑で革新的な第1番から、熱狂的な第2番、静謐な第3番まで、作曲家としての多様な側面を吹き込んでいる。その結果、彼の音楽人生の魅力的な一面が明らかになる。このオール・バルトークのリリースは、エサ=ペッカ・サロネンとサンフランシスコ交響楽団との初のペンタトーン・コラボレーションとなる。サロネンは、クリエイティブな演奏コンセプトと広範なニューメディア・プロジェクトを通じて、このアンサンブルを再構築してきた。20世紀音楽の著名な擁護者であるピエール=ローラン・エマールは、ペンタトーンとの独占契約により数々の高く評価されているアルバムをリリースしている。メシアンの「鳥のカタログ」（2018年）と「アーメンの幻視」（2022年）、そしてベートーヴェンの「ハンマークラヴィア・ソナタと英雄変奏曲」（2021年）など、数々の名曲を演奏。また、タマラ・ステファノヴィチとの共演では、ヴァッソス・ニコラウ作曲の「エチュードとフレーム」（2023年）を演奏。サロネンが同レーベルに復帰するのは、ストラヴィンスキーの「ペルセポネ」（2018年）以来。サンフランシスコ交響楽団は、2005年にペンタトーンからリリースされた「ヤング・アメリカ」にも参加している。