詳細：テナーサックス奏者のティモ・ラッシーとドラマーのテッポ・マキネンによるダイナミックなデュオが、2019年と2020年に収録されたライブ音源を収めたダブルLPで帰ってくる。We Jazz Recordsからのリリースとなる『Live Recordings 2019-2020』は、ジル・ピーターソン主催のワールドワイド・アワードで「ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」の最終候補に選ばれた2019年のLPに続く作品。スタジオ・アルバム版が即興的な簡潔さを追求した作品だったのに対し、ライブ・アルバムでは長年のコラボレーターである二人が、楽曲を中心に記憶に残る音の物語を自由に構築している。アルバムのプロデュースと編集は、全体像を把握する才能を持つ人気プロデューサーとして知られるテッポ・マキネンが手掛けている。 「Fallow」の繊細なミニマリズムから「Aero」のアンビエント、そして「Calling James」のリフが重厚なグルーヴまで、ティモ・ラッシーとテッポ・マキネンは、仲間としての相互信頼に基づき、音楽を一つのユニットとして息づかせています。彼らのデュオ・ショーは、長年の共演経験と、正しいマインドセット、そして共通の音楽的目標が組み合わさることで、ステージ上で何が実現できるかを示す、高く評価される例となりました。このライブ・アルバムは、その場で起こっていることを記録すると同時に、スタジオで以前に録音されたものを拡張するという精神を貫いています。