詳細：スモークカラーの180グラム重量盤、750枚限定のシリアルナンバー入りレコード。ロニー・スミス（1942年 - 2021年）はアメリカのジャズオルガン奏者。1950年代には、グローヴァー・ワシントン・ジュニアが所属するティーン・キングスなど、数々のボーカルアンサンブルに所属していました。地元の楽器店のオーナー、アート・クベラが、スミスに最初のオルガン、ハモンドB3を贈りました。スミスはR&Bへの愛着と独自のスタイルを融合させ、地元の音楽シーンで活躍するようになりました。1965年、ギタリストのジョージ・ベンソンと出会いました。二人は個人的な繋がりを持ち、1966年にロニー・スミスをフィーチャーしたジョージ・ベンソン・カルテットを結成しました。ベンソンのリーダーシップのもと2枚のアルバムをリリースした後、スミスはジョージ・ベンソンとメルビン・スパークス（ギター）、ロニー・キューバー（バリトンサックス）、マリオン・ブッカー（ドラム）を迎え、初のソロアルバム『フィンガー・リッキン・グッド（ソウル・オルガン）』をレコーディングしました。このコンビネーションはその後5年間安定して続きました。ベンソンと数枚のアルバムをレコーディングした後、スミスはソロ・レコーディング・アーティストとなり、その後30枚以上のアルバムを自身の名義でレコーディングしました。リー・モーガン、デヴィッド・“ファットヘッド”・ニューマン、キング・カーティス、ブルー・ミッチェル、ジョー・ロヴァーノなど、数多くの著名なジャズ・アーティストがスミスのアルバムやライブパフォーマンスに参加しました。アルバム『Finger Lickin' Good (Soul Organ)』は、ロニー・スミスの卓越した技巧と革新的なオルガン演奏へのアプローチを余すところなく披露する作品です。ソウル・ジャズやジャズ・ファンクに典型的な、複雑なソロとグルーヴィーなリズムが特徴的な楽曲が収録されています。ロニー・スミスは、ジャズ・ジャーナリスト協会から「年間最優秀オルガン奏者」に9回選ばれています。