詳細：限定アートワークと両面プリントのインサートをあしらったデラックス・ゲートフォールド・スリーブ入り。オリジナル・マスターテープからのリマスター。1970年のオリジナル盤では省略されていた即興演奏を新たに収録した、Catalyse史上最も充実したアナログ盤。かつてないほどのサウンドで、フレンチ・サイケデリック・ロックの原点とも言えるアルバムを再びお楽しみください。 フランス初のサイケデリック・ロック・アルバムとして広く知られる、Ame Sonによる1970年のデビュー・アルバム『Catalyse』が、待望の再発盤としてついに登場。バナナ・ムーンのドラマー兼ボーカル、マーク・ブランとベーシストのパトリック・フォンテーヌ（共にSoft MachineとGongの架け橋的存在）によって結成された、フランスの先駆的サイケデリック・バンドによるこの記念すべき作品は、オリジナル・マスターテープから復元・リマスターされています。追加のアーカイブ音源も収録され、『Catalyse』アルバムの完全版が初めてアナログレコードで登場します。 アヴァンギャルド・レーベルBYG Recordsから最初にリリースされた『Catalyse』は、70年代初頭に急成長を遂げたフランスのアンダーグラウンド・シーンの活気に満ちた実験的なエネルギーを体現しています。このアルバムは、イギリスのサイケデリック・ロックの影響と、フランスの詩、フリージャズ、そして実験的なフリークアウトを融合させています。「複数のパートで構成された楽曲を制作し、変化する雰囲気と即興演奏によって常に進化するアンサンブルを形成するというコンセプトでした。フランスの詩と、イギリスのサイケデリック・ロックの自由奔放な創造性を融合させたかったのです」と、この再発盤のライナーノーツに掲載された独占インタビューで、マーク・ブランは語っています。 このユニークなビジョンから生まれたアルバムは、発売当時と変わらず、今日でも革新的で人々を魅了し続けています。数十年にわたり廃盤となっていたこのLP「Catalyse」は、コレクターやサイケデリック・ロックファンの間で希少かつ切望される逸品となっています。