詳細：カリフォルニア州ロサンゼルス発 ― クリス・デジャルダン（通称クリス・D）とジュリー・クリステンセンの唯一無二のボーカルケミストリーを武器に、80年代に活躍した熱く多才なグループ、ディヴァイン・ホースメンが、完全新作アルバム『Hot Rise Of An Ice Cream Phoenix』を携えて音楽界に帰ってくる。デジャルダンとクレイグ・パーカー・アダムス（クリス・D率いる70年代の画期的パンクバンド、フレッシュ・イーターズが2019年にリリースしたアルバム『I Used To Be Pretty』のエンジニア）が共同プロデュースしたこの13曲入りアルバムは、ホースメンにとって33年ぶりの新曲となる。 フレッシュ・イーターズ解散後に結成され、1984年にエニグマ・レコードからクリス・D/ディヴァイン・ホースマン名義でアルバム『Time Stands Still』をリリースしてデビューしたこのバンドは、SSTレコードから3枚のアルバムと1枚のEPをリリース。当時結婚していたデジャルダンとクリステンセンの強烈なハーモニーが特徴的だった。1988年1月にEP『A Handful of Sand』をリリースする直前に、二人は仕事でもプライベートでも別れた。しかし、二人はその後も交流を続け、クリステンセンは『I Used To Be Pretty』の5曲でボーカルを担当した。このアルバムは、ルビー/スラッシュの名盤『A Minute To Pray, A Second To Die』で聴ける、1980年のフレッシュ・イーターズのオールスター・バージョンを再現した作品だった。この頃には、ディヴァイン・ホースマン再結成の構想が既に浮上していた。 2021年のディヴァイン・ホースメンのラインナップには、かつてディヴァイン・ホースメンのギタリストを務め、A Handful Of Sandや1987年のアルバムSnake Handlerにも参加したピーター・アンドラスとボビー・パーマネントが加わり、比類なきLAバンドXのドラマーDJボーンブレイクが加わった。『Ho​​t Rise Of An Ice Cream Phoenix』は、常に独自のリズムで歩んできたこの独特の音楽パートナーシップによる、爽快な新たな成果と言えるだろう。フレッシュ・イーターズの最近の再結成と同様に、このアルバムもグループの歴史的な強みを活かした、歓迎すべき復帰作となっている。