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シーランのシンボルアルバムシリーズの第4弾となる『=』は、エドのこれまでで最も完成度の高い作品であり、常に新たな境地を切り開き続けるアーティストの進化の証です。彼の代表作『÷』（ディバイド）アルバム時代から4年間かけて制作された楽曲群からなる『=』は、テーマ的に、エドが自身の人生とそこにいる人々を見つめ直し、様々な愛（「The Joker And The Queen」、「First Times」、「2step」）、喪失（「Visiting Hours」）、立ち直る力（「Can't Stop The Rain」）、そして父親であること（「Sandman」、「Leave Your Life」）、そして自身の現実とキャリア（「Tides」）を探求する作品となっています。音響的には、『=』はエドの多彩な音楽性を凝縮したもので、特徴的なギター主導のトラックやワールドクラスのバラードから、より重厚で陶酔感のあるプロダクションの瞬間まで、今夏初めにリリースされたアルバムのリードシングル『Bad Habits』で初めて披露された。

＝は、親密な瞬間と日常の両方をシームレスに捉え、普遍的な経験をより高い次元へと引き上げています。その象徴が「Visiting Hours」です。この曲は、エドが師であり友人でもあったマイケル・グディンスキーの死を受け入れようとしている様子が描かれており、彼の死後まもなく書かれたものです。「天国に面会時間があればいいのに／ふらっと立ち寄ってアドバイスを聞けるのに」。3月にマイケルの州立追悼式典で初演されたこの感動的な曲は、簡素なパフォーマンスビデオと相まって、マイケルの親友であるカイリー・ミノーグとジミー・バーンズがバックボーカルを務めています。

サフォーク、ロンドン、スウェーデン、そしてロサンゼルスで作曲・録音されたこのアルバムのエグゼクティブ・プロデューサーは、エド・シーラン、FRED（No.6 Collaborations Project）、ジョニー・マクデイド（Divide）が務め、スティーヴ・マック、ジョー・ルーベル、エイミー・ワッジ、フォイ・ヴァンス、エルヴィラ・アンダーフィヤールド、デヴィッド・ホッジス、アンドリュー・ワット、ルー・ベル、ナタリー・ヘンビー、ベン・クウェラーが作曲・プロデュースを担当。シーランの弟で作曲家のマシューは、「First Times」と「The Joker And The Queen」で素晴らしいストリングス・アレンジメントも担当しています。アルバムのアートワークは、アルバムの「新たな生命」を象徴する鮮やかな蝶のコラージュで、エド自身の抽象画が背景に描かれています。