詳細: LPレコードプレス。1982年リリースのデジタルリマスター版。『ザ・ブルー・マスク』はルー・リードの11枚目のスタジオアルバム。リードがアリスタ・レコードを離れ、RCAレコードに戻ってから初めてリリースされたアルバムである。このアルバムはリードの40歳の誕生日近くにリリースされ、結婚と落ち着きというテーマに加え、暴力、パラノイア、アルコール依存症といったテーマも扱っている。リードとロバート・クワインのギターは、それぞれ右と左のステレオチャンネルで別々にミックスされている。リードのギターの音と区別するため、クワインはDチューニングを使用し、各曲を長2度1度下げたかのように演奏した。クワインは数年前にヴェルヴェット・アンダーグラウンドに同行して全米を回り、初期の公演をいくつか録音しており（後にブートレッグ・シリーズ第1巻：ザ・クワイン・テープスとしてリリースされた）、リードの完璧な相棒だった。リード・バンドの長年のコラボレーターであるフェルナンド・サンダースがベースを弾き、バックボーカルも担当している（特に「Heavenly Arms」のアウトロのファルセットのリフレインが印象的だ）。このアルバムのドラマーは、後にジェスロ・タルに加入するスタジオのエース、ドーン・ペリーだ。