詳細： 5枚のゴールド＆プラチナアルバムと24曲ものビルボード・ロック・エアプレイ・トップ10ヒットを経て、シーザーは9枚目のスタジオアルバム『The Surface Seems So Far』で、これまで以上に鮮烈で時代を先取りした作品となっている。2020年の『Si Vis Pacem, Para Bellum』（3曲のナンバーワンヒットを生んだ）に続くこのアルバムでは、ショーン・モーガン率いるロック・カルテットが創造性を存分に発揮している。18ヶ月かけて少しずつ書き下ろした『The Surface Seems So Far』は、容赦なくアグレッシブな作品で、激しい「Judas Mind」で幕を開ける。これはバンドにとって、数年の休止期間を経てリリースする最初の曲として、勢いよくスタートを切るためのステートメント・トラックと言えるだろう。 「このアルバムは間違いなく以前のアルバムよりもヘヴィな印象だ」とモーガンは語る。彼はベースのデイル・スチュワート、ドラマーのジョン・ハンフリー、ギタリストのコーリー・ロウリーを含むバンドメンバー全員の意見を取り入れながら、約21曲の中から選曲したという。その中で「Judas Mind」は皆のお気に入りだったという。バンドは主要なロックフェスティバルのメインステージで常に演奏されており、ブレイキング・ベンジャミン、アヴェンジド・セヴンフォールド、ニッケルバック、パパ・ローチといった同世代のアーティストたちとのツアーも数多くこなしてきた。空虚なポップスターや似たようなバンドがひしめき合う海に浮かぶ灯台のような存在であるシーザーは、情熱、本物、そして真の繋がりを体現している。「Words as Weapons」「Broken」「Nobody Praying for Me」「Fake It」といった曲は、今もなお色褪せないロック・アンセムだ。移り変わるトレンドや進化する音楽業界の嵐を乗り越え、彼らの心を揺さぶる楽曲とメロディアスなフックは、雑音を凌駕する存在感を放っている。バンドの伝統は不動のものとなった。