詳細： 180g重量盤ビニールLP限定プレス。『Three Imaginary Boys』は1979年5月8日にレコードレーベルFictionより発売された。レコード会社は、ロバート・スミスの同意なしに、アルバム収録曲とカバーアートワークを決定した。それ以降のCureのアルバムでは、スミスは発売前に最終製品の完全なクリエイティブ・コントロールを自分に委ねている。マイケル・デンプシーがボーカルを歌う「Foxy Lady」のサウンドチェックは、当初アルバムに収録される予定ではなかったため、アメリカ版では削除された。スミスは「『Object』や『World War』、そして『Foxy Lady』のカバーは[クリス・パリーの]選択だった」と述べている。スミスはこのレコードに不満を抱いていたにもかかわらず、『Three Imaginary Boys』は発売当時、批評家から高い評価を受けた。サウンズ誌のデイヴ・マッカローは5つ星レビューでこのアルバムを絶賛し、「ザ・キュアーは各曲ごとに異なる方向性を示しており、そのアイデアは驚異的で心を奪われる」と評した。マッカローは楽曲の多様性を指摘し、「Grinding Halt」を「アイズレー・ブラザーズやバズコックスを彷彿とさせるポップソング」と評した。