詳細：ライト・イン・ジ・アティックは、ローリー・アンダーソンとルー・リード・アーカイブの協力を得て、『Why Don't You Smile Now: Lou Reed at Pickwick Records 1964-65』の発売を決定いたしました。9月27日発売予定の、LITA（ライト・イン・ジ・アティック）によるルー・リード・アーカイブ・シリーズの最新作は、絶賛されている作品です。リードが60年代半ば、今は亡きレーベル、ピックウィック・レコードの専属ソングライターとして活躍していた時代に書き下ろしたポップソングを集めたコンピレーションです。本作は、ルー・リードの『Hudson River Wind Meditations』（2023年）と『Words & Music, May 1965』（2022年）に続くコンピレーションです。音楽史において最も独創的で革新的な人物の一人であるリード（1942年 - 2013年）は、絶大な影響力を持つヴェルヴェット・アンダーグラウンドの共同設立者兼フロントマンとして初めてその名を知られるようになりました。 50年にわたるキャリアの中で、2度のロックの殿堂入りを果たしたリードは、1972年の『トランスフォーマー』のような時代を象徴するアルバムや、1975年の前衛ノイズ・クラシック『メタル・マシーン・ミュージック』のような非常に実験的な作品など、多岐にわたる音楽的試みにおいて、その独特なビジョンを持ち合わせています。しかし、不朽の名作シンガー、ソングライター、ミュージシャン、そして詩人としての地位を確立する以前、リードは、当時の主要なポップ・ヒットを模倣した類似レコーディングを専門とするレーベル、ピックウィック・レコードの専属ソングライター（そして時折セッション・ギタリスト／ボーカリスト）としてキャリアをスタートさせました。ガレージ・ロック、ガール・グループ・ポップ、ブルー・アイド・ソウル、ティーン・アイドルのバラードまで、あらゆるジャンルを網羅したピックウィック・レコードからの作品は、彼の常に進化を続け、真に無限の芸術性を垣間見ることができる魅力的な初期作品です。このアルバムは、グラミー賞®にノミネートされたマスタリング・エンジニア、ジョン・ボールドウィンによって修復・リマスタリングされています。 2枚組LP盤とCD盤の両方に、未公開写真、リッチー・ウンターバーガー（著名音楽ジャーナリストで『White Light/White Heat: The Velvet Underground day-by-day』などの著書を持つ）によるライナーノーツ、そしてレニー・ケイ（伝説のギタリスト、パティ・スミス・グループの共同設立者、作詞家、プロデューサー、そしてガレージロックの名盤『Nuggets』のキュレーター）によるエッセイなどを掲載した詳細なブックレットが付属します。2枚組LPのパッケージデザインは、数々のグラミー賞®を受賞したアーティスト、マサキ・コイケが手掛け、世界的に有名なドイツの工場Optimalでプレスされています。さらに、スペシャルカラーヴァイナル盤は、A/B面に「Oxblood」、C/D面に「Gold」の2色でプレスされています。このリリースは、ピックウィック・レコードにおけるルー・リードの作品の最初の公式アンソロジーとなり、珍しい曲、カルト的名曲（ザ・プリミティブスの「The Ostrich」）、そしてこれまで未発表だった曲（ザ・ビーチナッツの「Sad, Lonely Orphan Boy」）を収録しています。