詳細：ジ・インターネットの2018年作。2015年にリリースされ、批評家から絶賛されグラミー賞にノミネートされたアルバム『Ego Death』に続く作品。このアルバムで、ジ・インターネットはクリエイティブなケミストリーの飛躍的な成長を見せ、5人組の個性的な才能が一つの驚異的な作品を生み出していることを証明している。アルバムの作詞・作曲・プロデュースは、シド（ボーカル／ソングライター）、マット・マーシャンズ（プロデューサー）、スティーヴ・レイシー（ギター／ボーカル／ソングライター）、パトリック・ペイジII（ソングライター／ベーシスト）、クリストファー・スミス（ソングライター／ドラマー）の5人で構成されるジ・インターネットが全て手掛けている。そして、バンドが『Hive Mind』の主要テーマとして強調したのは、彼らだけでなく、すべての人々にとっての一体感だ。「数曲作った後、このアルバムを通して、若い黒人の間で模範を示し、友情を育みたいと強く思ったんです」とシドは明かす。 「自分たちは唯一無二のバンドだと気づいた。そして、自分たちを最高のバンドとして確固たるものにしたいんだ。」現在の世界の混沌を踏まえ、ジ・インターネットのメンバー全員が、自分の心と情熱に従うことの喜び、そして良い感情を広めたいと考えた。さらに、彼ら自身のポジティブな人間関係や経験を通してコミュニティを鼓舞したいとも考えた。そして、バンドは『Hive Mind』でのコラボレーションを通して、さらに深い目的を見出した。その結果生まれたのは、バンドの既に驚異的なカタログの中でも屈指の傑作であるだけでなく、ポップミュージックに揺るぎない足跡を残している5人の素晴らしいアーティストによる、2018年のベストアルバムの一つと言えるだろう。