詳細:エイビスからは合計2枚のリリースがありました。レイ・シャープのソロ・レコード(AVIS-1002)ですが、私たちのストーリーとの関連性では、ジ・エボニーズの「Back In My Arms b/w I Can't Help But Love You」(AVIS-1001)です。1968年に録音され、1969年にリリースされたこのレコードはチャート入りせず、ラジオで流されることもなかったかもしれません。これは、クラレンス、デヴィッド、ジェームズ、ジェニファーにとって、ジ・エボニーズとしての最初のリリースでした。レイが作詞・作曲し、故ローランド・チェンバースがアレンジを担当したこのシングルは、長い間忘れ去られていたようです。おそらく見落とされたか、ジ・エボニーズがギャンブル&ハフの下でPIRで大成功を収めたキャリアの影に隠れてしまったのでしょう。1971年、ジ・エボニーズのシングル「You're The Reason Why」は、PIRにとって初めて、米国のR&Bチャートでトップ10入りしました。それから55年、レイモンド・ウォーターハウスが、ウォーターハウス、リヴ・ア・リトル、プロフィット、フォー・アクセントなどの後のバンドとともに、1960年代後半の栄光の一部を再び味わおうと果てしない努力を重ねた後、エイビス・レーベル・セッションのエボニーズのオリジナルのリール・マスターテープが発見され、リマスターされ、1969年当時と同じように今日でも素晴らしい音質になっています。ジョー・タルシアがミックスを担当したシグマ・サウンド・スタジオでのレイのオリジナルセッションでは、全部で3曲が完成し、ついに7インチ/45回転で正式にリリースされます。