詳細：ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された『コペンハーゲン・カウボーイ』は、スリル満点のネオンカラーに彩られた6話構成のノワール・シリーズ。謎めいた若きヒロイン、ミュウの姿を描いています。長年の奴隷生活を経て、新たなスタートを切ろうとするミュウは、コペンハーゲンの暗黒街の不気味な世界を旅します。正義を求め、復讐を果たすため、宿敵ラケルと出会い、二人は自然と超自然を巡る冒険へと旅立ちます。 ニコラス・ウィンディング・レフン（『ドライヴ』『ネオン・デーモン』）が手掛けたこのNetflixの新シリーズは、ジュリアン・ウィンディング、ピーター・ピーター、クリフ・マルティネスが作曲を担当。レフンの故郷コペンハーゲンを舞台にしたスリラー作品です。レフンと度々コラボレーションしてきたこの作曲家3人は、デンマークの暗黒街を舞台にしたネオンまみれの旅にふさわしい、シンセサイザーを多用したエレクトロニックなサウンドスケープをシリーズに吹き込んでいます。 『コペンハーゲン・カウボーイ』の監督、脚本、プロデューサーを務めたニコラス・ウィンディング・レフンは、サウンドトラックについて次のように語っています。「『コペンハーゲン・カウボーイ』では、ピーター・ピーター、クリフ・マルティネス、そしてジュリアン・ウィンディングという個性豊かな3人の声を結集することで、未来へと向かう中で自分の過去を振り返ることができました。誰もが胸が高鳴り、ゾクゾクするような、真の旅に出られるでしょう。」 「『コペンハーゲン・カウボーイ』に取り組んだ瞬間、自分が子供の頃から聴いてきた素晴らしいテーマとメロディー、つまり古典的なホラーを自分なりに解釈したいとすぐに思いました」と作曲家のジュリアン・ウィンディングは付け加える。「私にとって、例えばファビオ・フリッツィにとってそうだったように、メロディーがあることは重要でした。スクリーン上で壮絶な方法で惨殺される哀れな魂に合わせて、足を踏み鳴らしながらハミングするほど素晴らしいものはありません。」