詳細： 「3度離婚し、注射針を分け合い、スクラップ置き場に居座る自殺願望のジャンキーの次にくる、最も厭世的で、惨めで、心の黒いメタル」 - デシベル誌。35年近く経った今でも、-(16)- は北米で最も息の長い、最もハードなサウンドを誇るロック／メタル集団の一つであり続けている。サンディエゴ出身のこのバンドは、ニューアルバム『Guides for the Misguided』でヘヴィメタルを再定義する。ボビー・フェリーがバンドのヴォーカル兼ギタリストとして復帰し、まさに(16)-らしく、苦痛と理不尽な苦悩を力強く歌い上げる。「Proudly Damned」のような傑出した曲では、バンドが観客に向かって演奏する中、フェリーは個人的な葛藤や鬱について語る。「汚し、侮辱する／これらは内に潜む悪魔／聖体拝領の警告の陰鬱な顔／それはさらなる害悪への誘因だ」。バンドがロック、メタル、スラッジを混ぜ合わせた毒々しいサウンドを奏でる中、フェリーは完全に怒り狂っている。ディオン・サーマンの激しいドラムセット、ボビー・フェリーとアレックス・シュスターの何よりもヘビーなギター、そしてベーシスト、バーニー・ファークスの最低音は、まるで終末論的な響きを持つほどの低音を予感させる。 『Guides for the Misguided』は、厳粛なタイトルの「Kick out the Chair」で終わります。この曲は35年間のキャリアの集大成のように聞こえますが、バンドは止まる気配がありません。前途は暗く見えますが、-(16)- の容赦ない軌道は上昇し続けています。