詳細：エンシェント・ミュージック・アカデミー（AAM）が、モーツァルトのピアノ協奏曲全曲を録音するという高く評価されているプロジェクトを再開し、異例の20年ぶりにこの第9巻がリリースされます。著名な研究家でピアニストのロバート・レヴィンと共同で、AAMはモーツァルトのピアノ協奏曲第21番ハ長調K467を演奏します。この協奏曲はモーツァルトの最も有名なピアノ協奏曲の一つであり、映画『007 私を愛したスパイ』や『エルヴィラ・マディガン』にも使われました。また、モーツァルト研究家のアレクサンダー・ハイアット・キングが「全シリーズの中で最も崇高なだけでなく、これまでに作曲されたピアノ協奏曲の中でも最も偉大な作品の一つでもある」と評した第24番ハ短調K491も演奏します。AAMの創設者クリストファー・ホグウッドとロバート・レヴィンは1993年に共同で、モーツァルトの鍵盤楽器とオーケストラのための全作品を初めてピリオド楽器で録音しました。合計13枚のアルバムのうち、録音されたのは8枚のみで、最新作は2001年にリリースされました。今回のリリースは、この画期的なプロジェクトのリニューアルを示すものであり、2023年後半と2024年にはシリーズの最終4枚のアルバムがリリースされる予定です。