詳細:東海岸デラウェアのラッパー All Hail YT と日本のビートメーカー Cedar Law$ が、メロウネスなコラボレーションアルバムを限定版アナログレコードでリリースしました。 アルバムにはコンプトンのジェイ・ワーシーをフィーチャーした「St. iDES on Sunday」、デトロイトのボルディ・ジェームスをフィーチャーした「Dealer Plates」など、地域の垣根を越えた大ヒット曲を収録！ルイジアナの新星ヤング・ロディをフィーチャーした「Game Passed Down」をはじめ、老若男女8名のゲストアーティストによる作品も見逃せない。一貫した艶やかなフロウとサウンドはため息が出るほど良く、何度でも聴きたくなるアルバムとして高い評価を得ている。マンハッタン・レコードの商品として、日本独自のレコード文化の一つとして知られる日本の帯が付属。さらにダウンロード版とは異なるオルタナティブ・ジャケットのアートワークはストリート感漂うイラストとなっており、世界観をより一層強く感じることができる。 ALL HAL YTプロフィール テキサス州キリーン生まれ。「All Hail」は挨拶、歓迎、応援を表す言葉です。YTの母親は膨大な音楽ライブラリを持っており、ビギー、ジェイ・Z、ナズ、ウータン・クランといった東海岸の名曲から、ドクター・ドレー、スヌープ・ドギー・ドッグ、スパイス・ワンといった西海岸のアーティストまで、幅広い音楽が揃っていました。また、通りを走るキャデラックから流れていた「Screw」にも大きな影響を受けました。これら全てがUGKやアウトキャストといった南部の音楽と融合し、YTの多彩な個性を生み出しました。ラッパーとしてのキャリアは、17歳の時、刑務所から釈放された父親と再会するためにデラウェア州に移住した時に始まりました。その後もラップのスキルを磨き続け、伝説のラップグループ「Geto Boys」のメンバー、スカーフェイスに見出され、幼なじみのグループ「Green City」と契約しました。 2008年、SMCよりファーストアルバム『Scarface Presents』をリリース。その後、DJ Clue率いるDesert Storm Recordsとソロ契約を結び、自身のレーベル「State City Music / Financed Buy Dope」を設立。YTの歌詞はリアルなイメージとストーリーに満ち、巧みなワードセンスとトーンでラップファンを魅了し、魅了し続けています。YTは音楽を通してありのままの自分をさらけ出し、ファンを温かく「ファミリー」と呼んでいます。YTはベテラン世代を代表する逸材の一人です。 シダー・ロー$ プロフィール 東京出身のプロデューサー。2017年頃からビートメイキングを開始。海外アーティストへの楽曲提供を中心に、Hus KingPin、Boldy James、Jay Worthy、Young Roddy、Fiendなど、日本でも知名度の高いUSアーティストとのコラボレーションも果たしている。最新作となる『Player Made』は、2021年にテキサス出身のAll Hail YTとのコラボレーションでリリース。彼とYTが醸し出すシックで上品な世界観は見事に合致し、確立した音楽スタイルの相性の良さを如実に物語っている。(Text by. Moch asf)