
アニー・ホール - 叶わぬ思い出(ビニールレコード)
$20.99
アニー・ホール - 叶わぬ思い出(ビニールレコード)
説明
詳細:アニー・ホールがシェフィールドのレーベル、セントラル・プロセッシング・ユニットからEP「Memories That Never Happened」をリリース。2016年の「Tenured Positions」、2020年の「Fum」に続き、このレコードはアニー・ホールにとってCPUからの3作目となる。また、20:20 Vision、Orson Records、Random IslandからもEPをリリースするなど、ここ数年は多忙を極めるアニー・ホールの最新作でもある。近年アニー・ホールが築き上げてきた勢いは、ダンスフロアを沸かせるほどの重厚なビートと、あらゆるディテールにこだわったダイナミックな作品群へと昇華されている。 『Memories That Never Happened』はタイトルトラックで幕を開ける。そのタイトルにふさわしい、緊張感がありながらも切ない曲だ。ブロークンビートのエレクトロニック・パルス、唸るようなベース、そして「It's Annie(アニーだ)」というロボットのような叫び声は鋭い。しかし、曲の構成は同時に、特に後半でシンセリードのケムトレイルが入り込むあたりで、よりバラ色に染まっている。全体的な印象は、ダニエル・エイヴリーのハルシオン・プロダクションを彷彿とさせる、思慮深くも刺激的な作品となっている。 「Memories That Never Happened」がやや物悲しいとすれば、続く「Problematic Tape Recorder」は最初から歯切れが良い。ビートが激しく鳴り響き、きらめくシンセの音と相まって、Wip3の奔流が生み出され、かつてのRephlex Recordsのサウンドと、Nightwaveのような現代のアーティストの両方を彷彿とさせる。ここでもシンセのリードは軽やかに使われており、中心となるというよりはビートを補強する役割を担っている。クラブで観客を沸かせることを全体的な意図としながらも、アニー・ホールが集中力を持って曲作りをする才能を改めて証明している。 「Problematic Tape Recorder」のエネルギーは、「Memories That Never Happened」のB面1曲目「Subsequent Experiments」で異様な方向へと展開している。この曲はアルバムの中で最もテンポが速いかもしれないが、だからといって最も激しい叫び声をあげるわけではない。むしろ、「Subsequent Experiments」は、このアルバムで最も華麗なプロダクションと言えるだろう。陰影のある音響とドラムンベース・スピードで疾走するデコンストラクトなビートに満ちている。Planet Muの初期ドリル&ベースの探求と、UVB-76のメタルヘッズ以降のダークサイドへの探求が融合したような、不気味なスリルに満ちた作品だ。 「Unparalleled Comfort」では、ダンスフロアを沸かせるほどの勢いと、シンセサイザーの半メロディーが軽やかに舞い上がるほど繊細なリズムに、キーボードのスタブが滑らかに絡み合う。このEPの締めくくりにふさわしいこの曲は、まるで「Memories That Never Happened」の他の楽曲の魅力を支えた要素が融合したかのようだ。
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