詳細:ジャズ界のレジェンドによるアルバムのビニールLP復刻版。1954年に行われたロサンゼルスでのセッションでは、よりフレッシュなビリーのサウンドが聴けるが、ニューヨークで録音された曲の質が損なわれることはない。このアルバムが最初にClefレコードから発売されたとき、ダウンビート誌はこのアルバムに熱烈な批評と5つ星を与えた。「Love Me Or Leave Me」と「I Thought About You」をカップリングした78回転盤のレビューで、ダウンビート誌は「重要なのは、レディ・デイの鋭くパーソナルな存在感だ」と評した。このアルバムが発売されると、1956年11月10日にニューヨーク市のカーネギーホールでコンサートが開催され、このアルバムの大半が彼女の自伝の朗読とともにフィーチャーされた。チケットは完売し、ビリーの声の限界にもかかわらず、彼女は素晴らしいパフォーマンスを披露した。しかし、3年も経たないうちに彼女は亡くなることになる。