詳細：ヴァイオリニストのクリスティアン・テツラフとチェリストのタニャ・テツラフが、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演し、長年の芸術パートナーであったピアニストのラース・フォークト（1970-2022）を偲んで制作したアルバム。アルバムの中心となるのは、ラース・フォークトのお気に入りの作曲家の一人であったブラームスと、彼の晩年の管弦楽作品である二重協奏曲です。ブラームス自身もヴィオッティのヴァイオリン協奏曲を深く愛し、自身の作品にそのヴァイオリン協奏曲の素材を取り入れていました。クリスティアン・テツラフによるヴァイオリン協奏曲の録音により、このアルバムではついにこの二つの作品が一つに結集します。また、ラース・フォークトが深く愛した作曲家、ドヴォルザークのチェロと管弦楽のための美しい作品「静かな森」も収録されています。