詳細：クリフ・ビーチが故郷に戻り、初のフルレングスのソロ・コンセプト・アルバムを制作。前作2枚のEPリリースを経て、待望のアルバム「The Gospel According to Cliff Beach」は彼の最高傑作と言えるでしょう。リズム・セクションは故郷メリーランド州の教会でライブ録音され、ビーチはコンプトンのゴスペル・クワイアによるバックボーカルを収録するなど、オールドスクールなアプローチで作品に取り組んでいます。バックボーカルは後にロサンゼルスでオーバーダビングされています。ゴスペルに影響を受けた独自のファンクを世界に発信するクリフは、「メリーランド州の教会でゴスペルを演奏しながら育ちました。私の音楽は世俗的ですが、コールアンドレスポンスの要素を多く取り入れ、ゴスペル特有のざらついたボーカルスタイルを取り入れています。『Joy』『Delilah』『Hold on Me』『Save My Soul』といった曲に見られるように、宗教的なニュアンスも持ち合わせています。私が愛聴するファンク／ソウルアーティスト、ジェームス・ブラウン、アレサ・フランクリン、サム・クック、マーヴィン・ゲイ、アル・グリーンなどは皆、ゴスペルを歌い、演奏しながら育ちました。私もその伝統を受け継いでいきたいです」と語る。アルバムのプロデュースはクリフ・ビーチ、エンジニアリングはメリーランド州在住でASCAP受賞歴のあるゴスペルソングライター兼エンジニアのダリエン・デニス、そしてティム・ホールとミスター・ロックスが担当している。