詳細： 2018年リリース。Earthlessから驚きの情報が！バンドの過去3枚のアルバムは、2曲から4曲のインストゥルメンタル・スペースロック・ジャムを収録していたが、カリフォルニア出身のこの3人組の4枚目となるアルバム『Black Heaven』は、それらとは全く異なる。「かなり違うんだ」とドラマーのマリオ・ルバルカバは笑いながら語る。「6曲収録されていて、一番重要なのは、アルバムの約70%にボーカルが入っていること。インストゥルメンタル・バンドという括りはもう終わりにしようかな…」。『Black Heaven』は、これまでの作品よりもクラシック・ロックの色合いを帯びている。「個人的には、サイケデリックな要素がかなり重要だと思うんだ」とルバルカバは語る。でも、音楽的に常にクレイジーな側面を貫くかどうかはわからない。このアルバムにも、よりサイケデリックな瞬間はあるけど、ZZトップ、ジェイムス・ギャング、オールマン・ブラザーズ、そしてもちろんクリームといったクラシック・ロックの大ファンなんだ。クリームがいなかったらアースレスは存在しなかっただろう。彼らはパワー・トリオの曽祖父みたいな存在だ。だから、そういったシンプルな影響が今回のアルバムにも少しは反映されていると思う。僕にとって、（アルバムのオープニング曲の）「Gifted By The Wind」は、フラワー・トラベリン・バンドやクラウトロックといったジャンルよりも、ジェイムス・ギャングやZZトップに近いヴァイブを持っている。ボーカルやハーモニーがたっぷり詰まったこの曲は、間違いなく僕たちとは違う方向性なんだ。