詳細：初のアナログレコード化。5枚組LP、180グラム重量盤、アナログレコードボックスセット。10,000枚限定。（1972年4月8日の2022年RSDリリースの前公演）グレイトフル・デッドが、ソールドアウトとなったロンドンのウェンブリー・エンパイア・プールで有名なヨーロッパ'72ツアーの幕開けを飾ったとき、彼らは最初から本気で臨む姿勢を示していた。ショーのオープニング曲「グレイテスト・ストーリー・エヴァー・トールド」が鳴り響いた瞬間から、デッドは「オン」の状態だった。「トラッキン」や「シュガー・マグノリア」といった彼らの代表曲の数々に加え、商業的にも評価の高いライブアルバム『スカル・アンド・ローゼズ』から「ジ・アザー・ワン」「ノット・フェイド・アウェイ」「ゴーイン・ダウン・ザ・ロード・フィーリング・バッド」「ワーフ・ラット」といった最新アルバムの楽曲をふんだんに演奏。さらにボブとジェリーのそれぞれ1972年のソロアルバムからも6曲以上を披露した。もしデッドがこのショーの初日に緊張していたとしても、彼らは自信、独創性、そしてインスピレーションでそれをうまく隠していた。これらはすべて、後にグレイトフル・デッド史上最高のツアーの一つとして知られることになるツアーの特徴だった。