詳細：ブルーカラーのビニールLP限定プレス。新たなLPアーカイブシリーズの第一弾となる『Heads & Tails』は、レコード片面に収められた刺激的で未発表のパフォーマンスの数々を、鮮やかで精緻なアルバムアートと共に紹介する。ガルシアはかつて、「レコード意識」を育むことについて語っていた。それは、レコーディングスタジオを通して発信され、LPにプレスされ、店頭販売されるような音楽を生み出すために必要なスキルセットだ。彼と彼の多くの演奏グループにとって、ほぼ毎晩ステージに立つことは、「レコード意識」とは正反対のことを意味していたと言っても過言ではないだろう。『Heads & Tails: Volume 1』は、曇り空のブルーのビニールにマダリン・ステファナックによるアートワークが施され、1988年と1972年（あるいは1972年と1988年？）の音楽を収録している。 1972年1月19日、サンアンセルモ公演からは、マール・サンダースとゲストのポール・バターフィールドがハーモニカで参加した「Save Mother Earth」が、片面フルサイズで登場。そして1988年2月5日、サンタローザ公演からは、ジェリー・ガルシア・バンドの定番ラインナップが、彼らの定番ジャムナンバー「Don't Let Go」と「Think」のアレンジバージョンを演奏。ガルシアの音楽における全く異なる二つの時代を象徴する、偶然に生まれたレコード意識の断片が、魂の繋がりによって、そして今、あなたの近くのターンテーブル上で、左右反転によって繋がっている。