詳細：ダブル・ビニールLPプレス。クリーブランド生まれの名サックス奏者、ジョー・ロヴァーノは1990年にブルーノート・レコードに移籍し、その後25年間でレーベル史上最も多くのレコーディングを行ったアーティストの一人となり、彼の芸術性の全容を探求した、多岐にわたる膨大なカタログを築き上げました。1997年9月に録音された『Trio Fascination: Edition One』は、ロヴァーノのディスコグラフィーの中でも特に注目すべきセッションの一つです。サックス奏者ロヴァーノが、ベーシストのデイヴ・ホランドとドラマーのエルヴィン・ジョーンズという伝説の二人とタッグを組み、3人の巨匠が自由に語り合う、シンプルなトリオ編成で制作されています。アルバム全体を通して、ロヴァーノはテナー、ソプラノ、アルト、ストレートアルトサックス、そしてアルトクラリネットで演奏されています。このアルバムには、脈打つようなオープニング「New York Fascination」、広々とした「Sanctuary Park」、サム・リヴァースへのトリビュート「Studio Rivbea」、そして唯一無二のスタンダード「Ghost of a Chance」の見事な演奏など、ロヴァーノの独創的なオリジナル曲9曲が収録されています。このTone Poet Vinyl Editionは、アルバム初のアナログレコードでのリリースとなります。