詳細：ジョエル・リサリデスは、数々の賞を受賞したスウェーデン出身のジャズミュージシャンです。4歳でピアノを習い始めたジョエルは、ジャズへの初期のインスピレーションの一つはチャーリー・パーカーの「ブルーバード」を聴いたことだと言います。25歳にして既に10年のキャリアを誇り、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、ダーティー・ループス、ベニー・アンダーソン、ニルス・ランドグレン、シルヴァーナ・イマムといったアーティストとツアーやコラボレーションを行ってきました。長年にわたり、ジョエルは数々の著名な賞を受賞しています。21歳の時にはヤン・ヴァランダー賞を受賞し、スタインウェイのグランドピアノとストックホルム中心部にあるスタジオの使用権を獲得しました。また、スウェーデン作曲家協会からも賞を受賞し、スウェーデンラジオの「年間最優秀新人賞」にもノミネートされています。 2017年11月、ジョエルはアップライトベースのニクラス・フェルンクヴィスト、ドラムのラスムス・スヴェンソン・ブリクストという仲間のミュージシャンと共にデビューアルバムをレコーディングしました。この音楽はフラメンコとアメリカーナにインスピレーションを得ていますが、同時に、ロシアの作曲家スクリャービンとアルゼンチンの作曲家アストル・ピアソラからインスピレーションを得た、ロマン派のクラシック音楽へのジョエルの関心も反映されています。このアルバムは、クラシックなピアノトリオ形式において、力強く挑戦的な音楽となっています。