詳細：オリジナルのゲートフォールド・スリーブに収められた、限定版の半透明レッド・ビニールLP。ザ・フーが60年代を通して激しい旋風を巻き起こす中、ジョン・エントウィッスル（ニックネームは「ジ・オックス」）は、優れたミュージシャンであると同時に、優れたソングライターでもあることを証明しました。これほど成功したバンドのベーシストであることに喜びを感じていたことは間違いありませんが、エントウィッスルは自身の曲をリリースする場がないことへの不満をザ・フー・ファミリーの仲間たちに漏らしていました。これが、所属レーベルであるトラック・レコードがソロ・アルバムのレコーディング予算を承認する決定につながったのかもしれません。エントウィッスルは自宅で曲を書き、デモを制作し、素材を蓄積していました。1972年5月にリリースされたエントウィッスルの2枚目のソロ・アルバムでは、ピーター・フランプトンとジミー・マカロック（サンダークラップ・ニューマン、後にウイングス）がリードギターで参加し、シングル「I Wonder」が収録されています。