詳細：ジョン・フォックスによる、時代とジャンルを象徴する1980年の名盤の45周年記念限定グレー・ヴァイナル盤。1979年、北ロンドンのイズリントンにある8トラック・スタジオ、パスウェイ・スタジオでレコーディングされたこのアルバムは、独創的で時代を超越したエレクトロポップのアルバムです。オリジナルのアナログテープからマスタリングされたこのアルバムは、フォックスのミニマリスト的アプローチのおかげで、今でも素晴らしいサウンドを保っています。このアプローチは、1970年代にアイランド・レコードのスタジオでリー・“スクラッチ”・ペリーのレコード制作を見学した経験に一部影響を受けています。後にデペッシュ・モードの傑作のいくつかを手掛けることになるエンジニア、ギャレス・ジョーンズも、このアルバムで素晴らしいコラボレーターであり、革新者であることを示しました。ジョン・フォックス：「バンド活動やツアーなどから遠ざかり、エレクトロニクスこそが未来だと強く信じ、J・G・バラードを読みふけっていました。フィンズベリー・パークに一人暮らしをし、暇な時は廃線跡を歩き、毎日自転車でスタジオに通い、夜明けにふらふらと戻ってきては、自分がエレクトロポップ界のマルセル・デュシャンになったような気分でした。その結果生まれたのが『メタマティック』です。イギリス初のエレクトロニック・ポップ・アルバムでした。ミニマルでプリミティブなテクノパンク。バートンズが仕立てたカークラッシュ・ミュージックでした。」