詳細： KMFDMの『WWIII』は、一見すると、インスピレーションに満ちた、衝撃的な作品に思える。ジュニア・ブッシュ率いる第二次イラク戦争はKMFDMに活力を与え、このアルバムではサシャと仲間たちが、攻撃的で対決的な姿勢を最高潮に発揮している。2013年後半のリリースが間近に迫る中、古臭さは全く感じられない。まさにKMFDMに求める緊迫感と苦悩に満ちたサウンドだ。このアルバムは2003年にリリースされ、2002年の『ATTAK』に続く、当時の新メンバー構成によるKMFDMの2枚目のリリースとなった。これまで以上に怒りに満ちたスタンスでありながら、KMFDMのトレードマークである皮肉なユーモアも健在だ。アルバムの最後を飾る「Intro」では、バンドを「美しい少女と汚らしい老人たち…」と描写している。Lucia Cifarelli、William Rieflin、Raymond Watts、Jules Hodgson、Andy Selway、Steve White、そしていつものSascha Konietzkoが参加。KMFDMが世界に宣戦布告！