説明
詳細: LP 版。小山城司とツジコノリコが脚本・監督を務めた映画『クロ』は、下半身麻痺の恋人ミルと共にパリ郊外に住む日本人女性ロミの物語。昼間はミルの世話をし、夜はカラオケ バーで働くロミは、かつてミルと共に日本でオノ氏という謎めいた病弱な男性と暮らしていた頃を回想する。個人的な歴史、逸話、神話を織り交ぜながら、彼女の物語はやがて不吉な方向へと転がり込んでいく。ベルリンでの映画の編集中に作曲・録音されたツジコノリコによる映画『クロ』オリジナル サウンドトラック (小山城司、サム・ブリットン、ウィル・ワースリーが参加) は、映画の重要な一部であり、映画の層を結びつける接着剤としてだけでなく、映画のサウンド デザインの音色パレットと相まって、閉所恐怖症を思わせる雰囲気と忘れがたい美しさの瞬間を呼び起こす役割を果たしている。映画の中では主にツジコ・ノリコ(ロミ役も務める)のナレーションと並行して聴こえてくる音楽が、本作では独立した作品として提示・アレンジされています。作詞・作曲はツジコ・ノリコ、撮影は小山城司。マスタリングはベルリンのDubplates & Masteringのラシャド・ベッカーが担当しました。「映画を、ナレーションと映像という二つの並行するレイヤーに『分割』しようと決めた時、それが『間』の空間を生み出すことに気づきました。そこでは、聞こえるものと見えるものが絶えずせめぎ合うのです。映画の真の舞台設定は、この摩擦から、観客が想像し、投影したものとして浮かび上がってくるだろうと私たちは考えました。何度か上映を重ねた結果、観客の中には、私たちにとっては実際には起こっていないシーンや出来事について言及する人がいることに驚きました。私たちは二人とも、『クロ』の音楽を、この間にある空間のスコアだと考えました。」 -小山城司「曲作りにおいては、ムードや雰囲気といった抽象的な言葉で考えようとしました。ある意味、普段の音楽制作とプロセスが似ていて、頭の中にイメージを描いています。もちろん、今回は実際にイメージがあり、その多くは私にとって非常に身近なものでしたが、それらを過度に意識したくもありませんでした。あまり具体的になりすぎて行き詰まるのを避けたかったのです。」 -辻子典子
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