詳細：ニューオーリンズ生まれオークランド育ちのシンガー、レディシは、アルバム「Ledisi Sings Nina」で伝説の歌手ニーナ・シモンに敬意を表しています。シモンの有名な歌集から社会的、個人的に重要な7曲を収録した「Ledisi Sings Nina」は、パンデミックが始まる前と後に、オランダ、ロサンゼルス、ロンドン、ニューオーリンズで録音され、丁寧に作り上げられたアレンジ重視のコレクションです。アップビートなビッグバンドのエネルギーと雰囲気のあるバラード、そして歴史的なディテールへのこだわりがバランスよく融合し、現代のヒップホップ/R&B時代に合わせて音楽をアップデートしています。レディシの優れた声によって、シモンの音楽のメッセージである個人のエンパワーメントと集団的な抗議は、1960年代と同じ厳しい課題と苦闘に直面しているBLM世代にとって、今もなお意味を持ち続けています。 『Ledisi Sings Nina』では、様々な場面で一流のサポートを受けていることが分かります。ほとんどの曲では、ジュールス・バックリー指揮、ヨッヘン・ノイファー編曲など、世界的に有名なメトロポール・オーケストラがフィーチャーされています。「I'm Going Back Home」では、アドニス・ローズ指揮によるニューオーリンズ・ジャズ・オーケストラのオールスターがフィーチャーされています。「Four Women」では、リサ・フィッシャー、リズ・ライト、アリス・スミスという3人の同等の実力を持つボーカリストが、レディシを支えています。スパニッシュギター、ピアノ、ドラムによる「Wild Is The Wind」は、2020年のPBS特別放送『Ledisi Live: A Tribute to Nina Simone』から収録された、アルバム唯一のライブ音源です。