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全世界で1,000万枚以上を売り上げたこのグレイテスト・ヒッツ・コレクションには、クラヴィッツの初期の名曲に加え、ビルボード・ホット100シングルチャートで4位にランクインした「アゲイン」も収録されています。また、このアルバムには、クラヴィッツによるゲス・フーのロック・クラシック「アメリカン・ウーマン」の刺激的なカバーも収録されています。この曲は元々、1999年のヒット映画『オースティン・パワーズ　スパイ・フー・シャグド・ミー』で使用され、後に5枚組CD再発盤にも収録されました。その力強いサウンドは、ゲス・フーの共同設立者であり、リードギタリスト兼チーフソングライターでもあるランディ・バックマンを感銘させました。「ソングライターとして、これは最高のトリビュートです」とバックマンは語りました。

『グレイテスト・ヒッツ』の核となるトラックは、シンガー、ソングライター、プロデューサー、そしてギタリストとして多才なクラヴィッツ自身の卓越した才能を鮮やかに浮かび上がらせています。ファンクとソウルに突き動かされた「It Ain't Over Til It's Over」のエモーショナルな歌声から、「Are You Gonna Go My Way」の冷徹な激しさ、「Let Love Rule」の哀愁を帯びた盛り上がりから「Fly Away」の普遍的な切なさまで、クラヴィッツは想像し得るあらゆるスタイルを駆使して歌い上げています。

『グレイテスト・ヒッツ』に収録されている曲の多くは、4月13日にメキシコでスタートし、その後7月末までヨーロッパ中で開催されるクラヴィッツの現在のツアー「レイズ・バイブレーション・ツアー 2018」で演奏される予定だ。

レニー・クラヴィッツ グレイテスト・ヒッツ - ダブル・ビニールLP