詳細： LPレコードプレス。2022年発売。2017年の「Gullvåg Trilogy」第1弾以来、4年足らずでダブルアルバム3枚とシングルアルバム1枚というタイトなリリースが続いてきたことを考えると、ファンにとっては『Ancient Astronauts』を待つ16ヶ月は永遠のように感じられたに違いありません。そして改めて、本作の創造力と一貫した高いクオリティには驚かされます。収録曲の多くは、2019年のアルバム『The All Is One』に収録されている人気曲「NOX」の延長線上にあると言えるでしょう。「Mona Lisa/Azrael」や「Chariot Of The Sun - To Phaeton On The Occasion Of Sunrise (Theme From An Imagined Movie)」などがあり、後者は22分にも及ぶバンド最長のインストゥルメンタル曲となっています。『Ancient Astronauts』の大部分は、8月にオスロのAmper Toneスタジオで5日間レコーディングされ、古くからの盟友Deathprodがプロデューサーを務めました。 4曲とも、基本的にはバンドがスタジオでライブ演奏したもので、キーボード、ギター、ボーカルは後から加えられたものです。中には、かなり熱狂的で角張ったものもあれば、壮大で催眠術的なものもあります。これらは、近年のバンドのより探求的な音楽と同じ源泉から生まれたものです。つまり、聴き手を惹きつけるようなコーラスは多くありませんが、ファンにもプログレ好きにもたまらない、魅力的な音楽が満載です。アルバムのミックスはアンドリュー・シェップスが担当しました。