詳細： Poolsideは、2011年初頭、ロサンゼルスの裏庭を改装したプールハウスでのレコーディング・プロジェクトとしてスタートしました。この仮設レコーディング・スタジオで、水中での生活に溶け込むような、陽気なインディー・ダンスミュージックのトラックを制作しました。キャッチーなトラック「Do You Believe?」のYouTubeビデオで初めて世に出たPoolsideは、LCDサウンドシステムのジェームズ・マーフィー、テクノ界のレジェンド、デリック・メイ、ディスコ界の重鎮トッド・テリエといったDJたちがイベントでこれらのトラックをプレイし、オンラインでもフォロワーを増やしていくなど、すぐに地元だけでなく全国的にも注目を集めるようになりました。2011年を通して、Poolsideはニール・ヤングの「Harvest Moon」のカバーやオリジナル曲など、「デイタイム・ディスコ」と呼ばれるサウンドで話題を呼び続けました。2012年には、長年のディスコパンクバンドであるThe Raptureのリミックスを手掛け、デビューアルバムのリリースに向けて準備を進める中で、ニューシングル「Slow Down」とミュージックビデオでファンを魅了しました。そのアルバム『Pacific Standard Time』は、2012年7月に彼ら自身のレーベルDay & Nightからリリースされました。アルバムリリース後、Matthew Dear、Little Dragon、Fool's Goldといったアーティストのリミックスを手掛け、ライブバンドとのリハーサルやツアー、そして世界中でDJセットを行いました。最終的にセカンドアルバム制作への思いが移り、Poolsideは再結成のため1年間活動を休止しました。2016年秋より本格的に次のアルバムの制作に着手。Pacific Standard Timeの明るくゆったりとしたディスコサウンドを基調としつつも、アップテンポなダンスミュージックやギターの音色を追加し、より多くの楽器とサウンドでアレンジメントを肉付けしました。