詳細：アルバムタイトルが「ロックンロールの息子」ほど真実味を帯びているのは稀だ。ロッキー・バーネットは生まれてこのかた、音楽に囲まれて育った。彼の父はロカビリー界の鬼才ジョニー・バーネットで、1950年代半ばにはメンフィスを拠点とするロックンロール・トリオのフロントマンとしてコーラル・レーベルから楽曲をリリースし、このジャンルの先駆者となった。叔父のドーシー・バーネットもシンガーとして腕前は高く、あの獰猛なロックンロール・クルーのベース担当だった。こうしてロッキーは、ロックという芸術の真髄を、業界の最高峰から学んだ。その知識は、トップ10ヒットとなった「Tired of Toein' the Line」を収録した1979年のデビューアルバムを特徴づける、かけがえのない財産となった。世界初の CD リリースとなる『The Son of Rock and Roll』は、ニック・ロビンスによってオリジナルのマスターテープからリマスターされ、ビル・ダールによる新しいライナーノーツとロッキー・バーネットの独占解説が収録され、ロッキーによる未発表のサム・クックの「Shake」のカバーを含む 2 曲のボーナストラックが追加されています。