詳細： LPレコード。テキサス州ヒューストン出身の新進気鋭のバンドによる2011年リリースの3枚目のアルバム。2005年の結成以来、マークド・メンとバズコックスを融合させたような軽快でポップなパンク・サウンドをバンドの「There Are No Answers」が完成させたとするなら、「Don't Be So Cruel」では、そのサウンドから急速に発展を遂げていることがわかる。70年代パンクの様々な潮流から間違いなく影響を受けているものの、このアルバムは77年リバイバル主義者が考えるよりも、より繊細で洗練された作品となっている。微妙なニュアンスがあり、時に控えめとも言える、空虚なパーティー・パンクとは断じて異なる。思慮深く、巧みに書かれ、演奏された楽曲は、楽しさとスマートさの完璧なバランスを実現している。