詳細：ザ・アペタイザーズは、イタリア・ミラノを拠点とする一流レゲエミュージシャンと熱心なコレクターの集団から、自然な流れで誕生しました。過去のプロジェクトの灰の中から生まれたバンドの中核メンバーには、確固たる音楽的繋がり、本物のジャマイカ音楽を演奏したいという強い思い、そして後に彼らの最初のレコーディング作品となるいくつかのアイデアがありました。2020年の厳しい時期を乗り越え、完全セルフプロデュースでレコーディングされ、ついにBadasonic RecordsからレコードとしてリリースされたこのLPには、甘美なロックステディ（「Pick Up The Pieces」、「Wondering」、「Fancy Make Up」）から、ファンク／ニューオーリンズ風のジャム（「Dem Talk」、「The Message」、「Ol' Louis」）、そして初期レゲエの激アツ曲（「Walk The Long Way」、「Pressure」、「Tears」）まで、10曲のオリジナル曲が収録されています。ボーナストラックとして、ダブマスターのVictor Riceが、インストゥルメンタルミックス「Dub Fruit」に独自のアレンジを加えてくれました。アペタイザーズは、スタジオワン、トレジャーアイル、そしてクラシックファンクの影響から得た雰囲気を活かし、トースティングを乗せたオルガンのカット、催眠的なギターとクラビネットのグルーヴを奏で、レゲエのリディムのルーツに立ち戻り、サウンドと歌詞を創造的かつスタイリッシュに組み合わせながら、失恋、社会的に受け入れられているルール、人生と音楽に対する矛盾や視点などのテーマについて自然なメッセージを伝えています。