詳細：伝説的なLAドリームポップ/インディーポップ4人組、ザ・ブラック・ウォッチの19枚目のアルバム「Fromthing Somethat」は、フロントマンのジョン・アンドリュー・フレドリックが「The Lonesome Death of Mary Hansen」の歌詞を歌っている時に間違えたことに由来しています。巧妙に控えめなアルバムタイトルは、2011年に好評を博した『Led Zeppelin Five』以来、この本格派バンドの美学の一部となっています（「Jiggery-Pokery」「After the Gold Room」「The Gospel According To John」「Magic Johnson」なども）。 このアルバムは、ドリーミーで軽快な曲（オープニングナンバー「St Fair Isle Sweater」）からダンスミュージック（ディスコ調に近い「The Nothing That Is」）、荘厳な曲（「All I Know (Is That the Moon is Beautiful)」）、そしてダークで不吉な曲（「Drip, Drip, Drip」）、そして再びドリーミーな曲（「For Always Then To Keep」、そして高らかに響く子守唄「I'm Not Hung Up」）へと、飛び跳ねたり、スキップしたり、ジャンプしたりと、様々な要素を巧みに織り交ぜています。それでいて、このアルバムは、あなたがこれまで愛してきた60年代、80年代、90年代のギターバンドの全てを彷彿とさせる、紛れもなくThe Black Watchのアルバムと言えるでしょう。