詳細： Napalm Records - Leviathan III Therion - スウェーデンのシンフォニックメタルのレジェンドTHERIONが、新たな傑作を届けるために帰ってきました。Leviathan三部作の完結編です。35年以上の活動を誇る、Christofer Johnsonを中心とするこのバンドは、90年代にメタルにシンフォニックやオーケストラの要素を融合させた先駆者の一人で、今日のシンフォニックメタルのスタイルを最も定義づける創始者の一人とされています。そして今、バンドはその伝統を引き継ぎ、Leviathan三部作の3作目となるLeviathan IIIをNapalm Recordsより2023年12月15日にリリースします。バンドは、前作LeviathanとLeviathan IIの基本的な流れを汲みながら、多才で多様なスタイルを融合させた音楽の旅を続けています。アルバムは力強い「Ninkigal」で幕を開け、巧みに紡がれた楽曲とロリ・ルイスによるオペラティックな女性ボーカルが、陰鬱な唸り声と心地よいメロディーを交互に奏で、リスナーをTHERIONのドラマチックな世界へと誘います。続く「Ruler of Tamag」は、穏やかなアコースティックギターのイントロと、おとぎ話のような古き良き時代の情景を想起させる女性ボーカルが魅惑的なサウンドを生み出します。そして、陰鬱なパートを交えたヘヴィなトラックへと展開し、魅惑的なスコアのようなシンフォニーへと昇華していきます。THERIONは今回も、ゴシックからメロディックデスメタル、ネオクラシカルな要素、そしてパワーメタルまで、様々なスタイルを複雑かつ多様に融合させる大胆さで魅力を引き出し、「Twilight of the Gods」で聴かれるように、リスナーを挑発します。ギター、コーラス、オーケストラが絶妙なバランスで融合し、壮大なメタルとシンフォニックメタルの真髄を体現した作品です。 「An Unsung Lament」や「Baccanale」といった高揚感のあるトラックに見られるように、これらの曲はすぐに聴き手に訴えかけるキャッチーなメロディーを巧みに用いています。前進するメロディーはロックの要素、魅惑的な歌詞、そしてコーラスパートと融合し、活気あふれる「Maleficium」はトーマス・ヴィクストロムとロリ・ルイスのデュエットを中心に構成されています。力強い「Ayahuasca」は、男性合唱とサイケデリックな要素をフィーチャーした真の音楽の旅です。スピード感のある「Nummo」は、壮大で激しいギターの炸裂と、極上のクラシックボーカルとコーラスが融合しています。全体的に、これらの楽曲は壮大でシアトリカルな傾向があり、メタルとクラシック音楽の境界を巧みに曖昧にしながら、多様な音楽スタイルを提供しています。最新作「Leviathan III」では、巨匠クリストファー・ジョンソンが再びその驚異的な才能を証明し、THERION が多彩なスタイルを完璧に組み合わせ、独自の交響楽団を結成したことを示しています。