クリストフ・キェシロフスキ監督による「三色三部作」第一作『青』（1993年）で、ジュリエット・ビノシュは、夫と娘を自動車事故で亡くし、過去との繋がりを断ち切った女性を演じる。彼女は新たな匿名のペルソナで、夫の秘密の生活を探る。続く第二作『白』（1993年）では、ポーランド人美容師の人生が崩壊する。フランス人妻に性的満足を得られないという理由で離婚を迫られる。主演はジュリー・デルピー、ズビグニェフ・ザマホフスキ。「三色三部作」最終作『赤』（1994年）は、電話越しに盗み聞きしていた美しいモデルと恋に落ちる老判事を描く。出演はイレーヌ・ジャコブ、ジャン＝ルイ・トランティニャン、フレデリック・フェダー。4時間45分。 4K UHDディスク3枚とBlu-rayディスク3枚に収録。ワイドスクリーン。サウンドトラック：フランス語とポーランド語（DTS HDステレオサラウンドマスターオーディオ）。字幕：英語。オーディオコメンタリー、ドキュメンタリー、特典映像、インタビュー、劇場予告編、ボーナス短編「路面電車」（1966年）、「顔」（1966年）、「年齢の異なる7人の女性」（1978年）、「トーキング・ヘッズ」（1980年）を収録。ブックレットなど。フランス語とポーランド語で、英語字幕付き。